2018-11-21 第197回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
これをスロースリップと呼んでおるところでございます。 スロースリップの発生状況でございますけれども、主に内陸部の地下三十キロメートル程度のところで数日から半月掛けて発生するスロースリップにつきましては時間とともに移動しながら発生することが分かっておりまして、また、より浅いところでは、幾つかの場所で数年掛けて発生するスロースリップがあることも把握しているところでございます。
これをスロースリップと呼んでおるところでございます。 スロースリップの発生状況でございますけれども、主に内陸部の地下三十キロメートル程度のところで数日から半月掛けて発生するスロースリップにつきましては時間とともに移動しながら発生することが分かっておりまして、また、より浅いところでは、幾つかの場所で数年掛けて発生するスロースリップがあることも把握しているところでございます。
まず、スロースリップという現象を御存じでしょうか。先日、NHKのテレビ番組でスロースリップというものが、そういう現象が実は南海トラフ巨大地震の前兆現象として関係があるのではないかと、そういう学説が紹介をされておりました。気象庁の南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会の委員で東京大学地震研究所所長の小原一成教授も、このスロースリップが巨大地震を引き起こす可能性があるという話をされておりました。